台湾での製茶の歴史は中国と比べて断然に浅いですが、中国では文化大革命の時代に、茶飲みの習慣が人心を贅沢に走らせるとして禁止され、茶木も全面伐採の運命にあい、お茶の歴史が一時期中断させられました。それに対して、台湾はさいわい時代背景がかわっても、製茶業が重視され、進歩をとげてきました。現在では、台湾茶は政府指導のもとで製茶技術、品種改良、品質管理、輸送システム、農薬規制などの面では高いレベルを誇っています。台湾産のお茶は世界中に定評があり、台湾に来る観光客がかならずといっていいほど烏龍茶をお土産に買って帰るようになりました。最近では、台湾と中国の交流が深まるなか、台湾茶は高級茶として逆上陸し、中国の人々を魅了しており、また欧米でも烏龍茶の健康効果やダイエット効果が話題となり、烏龍茶ブームを引き起こしています。
